もやい結び、漁師以外にテントやタープを張る時に役に立つ

    覚えたら便利、もやい結び

 

もやい結びを初めて知ったのは漁師たちがよく使うとのこと。

本来は船をつなぎとめる為の結び方。船を係留杭などにつなぐことを舫う(もやう)と言うらしい。

舫う為の結び方だからもやい結び。船を繋ぐのですから、この結び方はほどけにくい。

素早く結ぶことができ、かつ大きな荷重がかかった後でも、ほどこうと思えばほどきやすい、万能の結び方。

 

 

知らなかった!キャンプでも大いに役に立つこと。仕事場でグランピング用のテントを張るお手伝いをした。

テントやタープを張る時に役に立つ、素早く結べて、どんなに強く引っ張られても輪の大きさが変わらないのでループを締め付けない。

愛犬と一緒にキャンプに行っても、もやい結びで木につないでおけば、どんな元気な犬でも安心。

 

漁師さんだけに便利な結び方と思い込んでいたけれど、色々な場所で役に立つことを実感して、得した気分になった。

 

仲間に習ったもやい結び

 

ロ-プを木に時計回りで巻いて

右利きの場合は、左側から先端を20cm程伸ばす。

 

左手で小さな輪っかを作る

大切なのは、ル-プを作った時にできるバッテン(左手人差し指の上)のロープ位置です。ループを作った時のロ-プが下に来ないと失敗。ここで成功か不成功かが決まる。

 

短い方のロ-プの先端をループに通す

作ったル-プに、右手側(短い方)のロープの先端をループ奥側の下から上に通す

 

上から出したロ-プの先端を長いロ-プの下にくぐらせる

ル-プに通して上から出てきた右手側(短い方)のロープの先端を左手で持っている長い方のロ-プへ下へくぐらせる

 

ロ-プの先端を上からル-プに通す

先ほど下から通したロ-プの先端を、上から初めに作成したル-プヘ通す。

 

短い方と長い方とを上下に引っ張る

先端の短い方(右手で持っている方)と、長い方(左手で持っている方)とを上下に引っ張れば完成。

 

ほどくには、左手で持っている方(ロ-プ)を上に、右手で持っている方(ロ-プ)を下に動かせば簡単にほどける。

キャンプではしっかり固定出来て、簡単にほどけるのが最も大切なことだそう。

ちょ~便利なもやい結び。

覚えておくと得した気分になる事間違いなし。

 

 

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事