誰にも非難させない自分だけの答えをみつけるのがしあわせへの近道?
水墨画 父、絵描きの妻と妹 小川憲一豊実描く 和紙に水墨画
小川憲一豊実描く
板に日本画

 

自分だけの答えを見つけることは何て難しいのでしょう

ネット検索すると読み切れないほど情報は泳いでいる

ドラマはフィクションであれ色々と考えさせられる

ナボコフは”人類の歴史は痛みの歴史”と言ってる

痛みとは体が発する言葉

人間は生も死も痛みを伴う、生きている間痛みと闘う

体のどこかに異常が生じたら教えてくれる

世の中には3種類の人がいるそう

痛い人、痛くなる人そして痛みを感じない人も

人はいつ死ぬ?と医者に聞かれた幼い子供は言った

「愛する人たちに忘れられた時に人は死ぬ」と

 

 

で突然ですがあなたは安楽死に賛成?反対?と問われたら、、、

 

安楽死とはどういう意味ですか?

刑法上の「安楽死」とは、「死期が切迫し、激しい苦痛にあえいでいる患者に対して、瀕死として苦痛から解放する」の場合をいい、「確実死」とは、「治療不可能」 「病気にかかって、意識を回復する覚悟がなくなった患者に対して、延命治療を中止する」の場合をいう。

尊厳死は誰が決めるのですか?death with dignity

尊厳死に関する法律は今のところ定められていませんが、過剰な延命治療を行わず、自然を迎えることは医療の主流となってきています。 そうした判断は、本人や家族の希望を踏まえて、医師が本人にとっての最善を医療チームと話し合って決めることが推奨されています
医学の目標は人々をしあわせにすること
単に痛みを軽減し寿命を延ばすだけじゃしあわせにはなれない

医者の役割とは

医学はドンドン発達している

植物状態でも生命を維持できるようになると生命の境は曖昧になる

生命の尊厳を誰かが決断するべき、患者にとっての利益を判断することが医者の役割

生と死の境が曖昧な時代に誰かに決定権を与えたら、その決定権は権力となり腐敗し乱用されるようになる?

生死を握られる

正しい決定とは常に死ではないそう

生死の境には患者にとって何が最善か最後まで真剣に悩み決定するのである

完璧な法はなく、完璧な医療もない

法も医療も時代に合った価値観を見つけるべきだと言われる

呼吸が止まる瞬間まで生物には生存本能がある、でその本質は変わらないそうである

だから生命というのは愛おしい

安楽死をテーマにしたドラマを最近みた

その一部を書かせていただくと

「苦痛は生きている証拠

苦痛と共に生きていき

人生は苦痛と共に終わる

苦痛を分かち合える人がいれば

苦痛は軽くなり

苦痛を受け入れる勇気が出る

誰かの苦痛を知り

分かち合うこと

それが生きている限り消えない

苦痛への最後の処方箋だ」

 

いつお迎えがくるとは誰にもわからないけれどやはりころっと死にたい

ころっと死ぬのには元気に過ごすことが大事とあるお医者が言ってます

ころっとは贅沢なこの世を去る方法でしょう

生まれるもこの世を去るのも個々では選べないのである

 

小川(松ノ下)マリアイネス拝

 

小川憲一豊実描く
和紙に水墨画

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