1970年大阪生まれ、関西大学商学部商学科卒業
中堅住宅メ-カ-に就職. 在籍8年間でセールスコンテスト入賞歴6回. 他メーカ-に競争負けしない. 記録を2年以上打ち立てトップセ-ルスマンとなる.
人生の転機は、偶然見つけた漁業体験の参加案内. 2002年に結婚と同時に退社し、漁業研修育成制度に参加するために鳥取県に移住.
研修開始わずか2か月で体重が13キロ減になるも持ち前の負けん気と根情で乗り切り、漁師特有の「大声.早口.辛口」の3拍子に戸惑いながらも2年半に渡る研修を修了.
弁慶丸を新船建造し、文字通り退路を断っての船出(独立)を果たす.
愛称は「脱サラ船酔い漁師」身長184センチ、野球部で鍛え上げた頑丈な体格を持ってしてもいまだに船酔いと奥さんには勝てない.
株式会社弁慶丸も奥さんが社長となり全面的に切り盛りしている.
漁師が儲かれば後継者問題は解決するという力強いメッセジ-を旗印に、2007年から漁師直送の鮮魚通販をスタ-トさせいち早く6次化産業化に着手. 少しでも鮮度が悪い水揚げ時には魚の発想をやめ、鮮度が落ちるため魚はさばいて送らないという徹底ぶり. 新規注文の毎週限定50セットは常に完売状態. 総セット販売数は62.527セットを超える(2021年9月30日現在)
何年も前にネットサ-フィンしていて目に留まって、この恰好のいいプロフィ-ルが気に入ったのもありますが、
「漁師が泣き寝入りする時代は終わった」「漁師は日本の伝統技術者であり絶えさせてはいけない」という力強いメッセ-ジと共に既存の流通制度に風穴を開けるべく、日本海の荒波と旧態依然とした人たちの荒波にもまれながら漁業の流通改革に挑んでいる、、、とあることにかなぁ~
今まで様々な業界や業種を見てきましたが、これほどエキサイチングな仕事はないと思います.
魚が獲れた時の興奮.感動体験を一度でも味わってしまうと病みつきになると思います. 自分の成果がダイレクトに収入として跳ね返ってくるので、やりがいも責任も大きいです.
ただ地域や取り組む魚の種類によって、収入の格差はありますが、命を張る危険な仕事の対価としては、あまりにも収入が低いことが問題です. 漁師が儲かっていたのは昭和の時代の話です.
現在では、漁業生産だけで家族を養っていくことが難しい状況です. 自分の子供にも跡を継がしたくても継がせられない魚家が殆どです.
ただ発送を変えれば、ピンチはチャンスです. 今まで、崩せなかった既成概念や価値観が変わり、新たなアイデアや発想で漁業に取り組めるチャンスかもしれません.
漁業は無限の可能性を秘めていると私は確信してます。。。プロフィ-ルから
そうでした、河西さんも恰好良いのだけれど、思い出しました. 同じ女性として、奥様のメッセ-ジが心に染みた. 自分も一番遠い国、アルゼンチンから日本へ来て、似たような気持になったこともあったっけ~
かれこれ申込用紙を見ていたら私は56歳と書いてあるので、10年になる.
縁とは本当に不思議だとつくづく実感、昔から知っているようで、まだお会いしたことはない.
ファイルに弁慶丸とタイトルを付けて、いただいたメールやお魚と一緒に添えられているとれとれ新聞を保管している。残念1号がない、そしてチェックしたら、間が抜けている、在庫があれば今度送っていただき読みたいと思っている. とっても面白いのである、そして色々な情報がありがたい.
瀬戸内の魚も美味しいけれど、日本海の荒波にもまれた魚たちも捨てがたい.こちらで手に入らない魚もいる.
一か月に一回の贅沢をする.
ボ~っとネットサ-フィン、びっくり、弁慶丸が主人の干支の色紙にプラス便りも載せていた. そして私のブログのアドレスも. ありがとうございます!
毎年恒例の干支の色紙が届きました!
2022.02.18
定期注文を取って頂いている画家の小川 豊実さまから
毎年恒例の干支の色紙が届きました!
●奥様のブログ「マリアイネス えかきのつま」
https://donkenart.com/
前略
いつも本当においしい魚を食べさせて下さり誠にありがとうございます。
お陰様でどこの料亭でもレストランでもおいしく思わなくて、
ほとんど外食はせんようになりました。
孫もおいしいおいしいと言って食べています。
街で食べたら高級料金で、それもなかなか食べられない魚ばかりなんだよと
孫達に話しています。
のどぐろも赤ガレイもモサエビもアコウもハタハタもトビウオもホタルイカも。
モサエビなんて動いています。
食べるたびに生きていて良かったなーと思います。
心より感謝申し上げます。
命がけの仕事、くれぐれも気を付けて下さーい。
広島県 小川 憲一さま(豊実さま)
弁慶丸の使命~想い~
この記事も気に入ってます.
benkeimaru.com/desire にて
少しだけ書かせていただきます。「私は今から16年前に、脱サラそして大阪から鳥取にIターンで移住して漁師になりました. 私も、サラリ-マン時代は都会のコンクリ-トジャングルに囲まれた競争社会の中であくせく生きていました.
何かが違うと自門自答しながら、与えられたノルマを必死でこなす日々.
鳥取で漁師になり、大自然の中で生きていく中で自分自身の価値観や人生観が大きく変わりました.
自分という存在が大自然に生かされながら生きていることに気づくと、ひとりの人間が抱えてる悩みや怒りなんていかに些細で小さな出来事であるのかを実感します.,,,いいことが多く書かれているのでぜひ読んでいただきたい.
私からは最後に面白い弁慶丸の逸話「魚を毎日食べている漁村のお年寄りのパワ-はすごい、腕力に自信のある弁慶丸が72歳の現役バリバリの老漁師に腕相撲をして負けたそう. これぞまさしく魚パワ-!」だと言っておられる、、、と面白い話は切りがないので、ご興味のある方はどうぞ benkeimaru.com を
お魚を注文しなくても無料で読めますので.
誰か脱サラして漁師になりませんか?
魚が獲れた時の興奮.感動体験を一度でも味わってしまうと病みつきになるそうです.
私たちはその感動体験を美味しくいただく側.
弁慶丸が命がけでとられる魚たちをいつも感謝し、とっても美味しく、日本酒や焼酎でいただいております.
弁慶丸さんもお酒を召されたら船酔いはなおるのでは?
小川マリアイネス拝