加藤清の癌療法を読んでおもったことは自然治癒力の大切さです。

 

 

人間はいつかは死ぬ. 歴史上で一人として死ななかった人はいない.

80歳、90歳、100歳まで生きられるかだれにもわからない.

天寿をまっとうするような死は皆が願っている.

それは老衰死である.大体が少しづつ枯れていく姿である.

医者に直してもらったと言う考えはまちがっている、なぜなら病気を治すのは医者でも薬でもない.

病気が治るのは自分自身の中に生まれながらに備わっている自然治癒力が働いて治るそうです.

ガンにかぎらず、病気の主治医は患者本人である.

 

ガン療法、著者加藤清は大正3年、千葉県生まれ.

18歳の時に患った結核性痔瘻を、偶然知った断食療法で克服を読んで納得する部分あり.

「現代医学はどこかおかしい、攻撃的すぎる. あえていえば、医者は法律という枠の中で暴力をふるっている. 私の療法のような自然を尊重する東洋医学を信じるか、あくまで現代医学を信じるか、それはそれぞれの自由である.

しかし生命は一つしかないのであるから、しっかりした医学の知識を身につけ判断を誤らないようにしてほしいと思う.

医療の権限は,生命を尊重することにある.患者の利益にならないことはしてはならない. これは医療の大原則である.

はたして現代医療がその大原則を守っているかというとそれは否だと思う.

医者たちは自己の利益を追っている. 私には哲学を忘れた集団のように見える」

 

身近な人たちが癌になり、抗ガン治療に苦しみ亡くなった、母もその一人であった. 最後の瞬間まで痛みに耐えて,息が出来なくなって逝った.

自然治癒力(しぜんちゆりょく)とは人間、動物などの心身全体が生まれながらにして持っている,ケガや病気を治す力.

 

後何年生きられるかわからないけれど、自然治癒力を信じて、枯れていけたらしあわせかしら?

生まれる事も死ぬことも選べないので、未来は見えないし、なるようにしかならないのが現実?

 

内海大橋の夕日

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