「30ドルと絵の希望 — ブエノスアイレスのえかき物語」

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ブエノスアイレスに着いたとき、

えかきのポケットには、たった30ドルしか入っていなかった。

真夏の街の喧騒と熱気の中で、

不安そうにしてもおかしくない状況だ。

けれど不思議なことに、

その話をする彼の顔には、少しの困った様子もない。

むしろ、目を輝かせ、楽しそうに語るのである。

その様子を見て、私は思った。

彼がこの街に持ってきたのは、お金ではなく、

絵という希望と情熱そのものだったのだ、と。

人生には、たとえ手元にお金がなくても、

自分の信じるものや夢を抱えて進む力がある。

彼の姿は、それをそっと教えてくれているようだった。

このブログでは、えかきやアートにまつわるさまざまな物語を通して、

「好きなことをしながら生きる」ことの楽しさや大切さを紹介しています。

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