自分だけの答えを見つけることは何て難しいのでしょう
ネット検索すると読み切れないほど情報は泳いでいる
ドラマはフィクションであれ色々と考えさせられる
ナボコフは”人類の歴史は痛みの歴史”と言ってる
痛みとは体が発する言葉
人間は生も死も痛みを伴う、生きている間痛みと闘う
体のどこかに異常が生じたら教えてくれる
世の中には3種類の人がいるそう
痛い人、痛くなる人そして痛みを感じない人も
人はいつ死ぬ?と医者に聞かれた幼い子供は言った
「愛する人たちに忘れられた時に人は死ぬ」と
で突然ですがあなたは安楽死に賛成?反対?と問われたら、、、
安楽死とはどういう意味ですか?
尊厳死は誰が決めるのですか?death with dignity
医者の役割とは
医学はドンドン発達している
植物状態でも生命を維持できるようになると生命の境は曖昧になる
生命の尊厳を誰かが決断するべき、患者にとっての利益を判断することが医者の役割
生と死の境が曖昧な時代に誰かに決定権を与えたら、その決定権は権力となり腐敗し乱用されるようになる?
生死を握られる
正しい決定とは常に死ではないそう
生死の境には患者にとって何が最善か最後まで真剣に悩み決定するのである
完璧な法はなく、完璧な医療もない
法も医療も時代に合った価値観を見つけるべきだと言われる
呼吸が止まる瞬間まで生物には生存本能がある、でその本質は変わらないそうである
だから生命というのは愛おしい
安楽死をテーマにしたドラマを最近みた
その一部を書かせていただくと
「苦痛は生きている証拠
苦痛と共に生きていき
人生は苦痛と共に終わる
苦痛を分かち合える人がいれば
苦痛は軽くなり
苦痛を受け入れる勇気が出る
誰かの苦痛を知り
分かち合うこと
それが生きている限り消えない
苦痛への最後の処方箋だ」
いつお迎えがくるとは誰にもわからないけれどやはりころっと死にたい
ころっと死ぬのには元気に過ごすことが大事とあるお医者が言ってます
ころっとは贅沢なこの世を去る方法でしょう
生まれるもこの世を去るのも個々では選べないのである
小川(松ノ下)マリアイネス拝