朝は私より遅く起きてきます。あまり遅いと私はお腹が空いてイライラ。
我慢ができなくなったら”いつまで寝てるのよ！”と、でも逆ギレする絵かきの夫。
何時まで寝てようが勝手だろう！一人で朝食を取ればいいだろうと。
娘からは私だったら待たないわ～先に食べちゃう！
海苔工場のシ－ズンには（12月～３月）私が働きに行きだした頃から夕食を作るのは代わりばんこ、当番制にいつの間にかなりました。
私が簡単なメニュ－にすると、お前は俺のことは大事に思ってないとくる。アルゼンチン生まれ、育ちの妻はシンプルが好みで、偶に牛ステ－キが食べたくなります。
ジュ～と焼けばいいだけが気に入らない、絵描き。
二人だけで生活をしているのだから、一人だけでというのは妻は好まないのである。
”毎日好きな絵を描きながらの生活はしあわせだ～”と本人は言いますが、人生を共にしてきた家族はそうではなかったのかも知れません。
子供は三人、恵まれたのですが、一人の子から観た親は、小さい頃は素敵な人生、ボクもと思ったのだけれど、大きくなって社会人になってからは考えも変わって来たようです。ひどく言えば子供を犠牲にして好きな絵で生きてきた親だと思われていることに少しショックを隠せない母であります。
ア－ティスト色に染まりたくないえかきのつまでした～
