
誰かを大切にしたいと思うとき、
それはもう、愛なのかもしれない。
ある日、えかきを見ていて思った。
何気なく物を扱うその手が、
とてもやさしかった。
壊れやすいものだけではなく、
日常の中の、なんでもないものに対しても、
同じように触れている。
それを見て、ふと思った。
ああ、こういうことなのかもしれない、と。
愛とは、
相手や対象を大切にしたいと願うこと。
何かをしてほしいとか、
見返りを求めることではなくて、
ただ、そこにあってほしいと願う気持ち。
人でもいい。
物でもいい。
小さな出来事でもいい。
そのひとつひとつに、
自然と心が向くとき、
そこにはもう、愛がある。
言葉にすると簡単だけれど、
きっと、とても深いもの。
だから今日も、
大切にしたいと思う。
それだけで、
十分なのかもしれない。




