「人はひとりで生まれ、ひとりで死ぬ。」
そんな言葉を聞くたび、
少し寂しい気持ちになります。
確かに、
人生の最後は誰も代わってはくれません。
どれだけ愛されても、
どれだけ家族に囲まれていても、
自分の人生を生きるのは、自分自身です。
でも私は、
それだけではないとも思うのです。
アルゼンチンで育った頃、
生活は決して楽ではありませんでした。
日本とは違う不便さもあり、
お金もありませんでした。
それでも、
今振り返ると不思議なくらい、
人に助けられて生きてきました。
近所の人。
移住地の仲間。
笑わせてくれる大人たち。
困った時に、
何も言わず手を貸してくれる人。
そして家族。
人は、
完全にひとりでは生きられません。
強い人も、
優しい人も、
頑固な人も、
誰かとの出会いの中で生きています。
時には傷つけ合い、
離れてしまうこともあります。
それでも、
人生を振り返ると、
思い出の中には必ず「誰か」がいるのです。
京都で暮らし、
子育てをし、
福山で画廊喫茶を続けながら、
私たち夫婦も、
本当にたくさんの人と出会ってきました。
お客様。
友人。
旅人。
昔の知人。
偶然再会した人。
人生は、
そういう小さな縁の積み重ねで出来ているのかもしれません。
人はひとりで生まれ、
ひとりで死ぬ。
それでも、
生きている間は、
誰かに支えられ、
誰かを支えながら生きている。
だから私は、
出会いを大切にしたいと思っています。
今日会えた人も、
もう会えないかもしれない人も。
人生は短く、
そして案外、あたたかいのです。
人生はひとり。でも人との出会いで救われてきた
「人とのつながり」
「心が決める幸せ」
「家族」