遠い昔のことになるのですがえかきのつまが幼かった頃のエピソ-ドを清明に思い出しています
ほぼ怒った父を見たことがなかった娘は驚きました
先日父方の最後の叔母さんが亡くなり、一人の娘さん、えかきのつまの従妹が”母は我慢強い人でした”と言っておられた
父もどちらかと言うととっても我慢強い人だったと、きょうだいは似ている個所もあるが、もちろんきょうだいなのにぜんぜん違うところもある、同じ両親から生まれても
アルゼンチンへ移住したミシオネス州の冬はやはり寒い、雪は滅多に降らないが霜はおりる
暖を取る為に父は家の一部屋をそのために建てた
シンプルな作りで真ん中に火が焚けるようにして周りにはベンチの様全部囲ってあった
ある日何人かで多分ワインを飲んでいて、話が弾んでいたのだと思う
突然父がコップ酒を相手の顔にかけたのでびっくり
理由はおまえは「えた」だろうと言われたからでした
後日その方の奥様が謝りに来られた
子供心にはさっぱりわからなった、手で親指を曲げてゼスチャもした
日本に住み始めて、「橋のない川」住井すゑの長い小説を読んだり、京都にもそういう地域があるとか、銀行では被差別部落の人たちのリストがあるとか、
「少しずつでも、我々は本当の文化的な人間になっていきたい。そういう我々の要望に、今の政治は応えてくれているのでしょうか」――。と住井さんは書き残している
京都市に10年、そして福山市には勘定がはっきり出来ない程、30年?住んでいる
今では生まれ育ったアルゼンチンよりも日本の方が長いのである
アルゼンチンでは色々な国からの移民で成り立っているので、個人的に思うのはあまり差別はないのかと
まだえかきのつまではなく、青春時代のこと、小、中、高校とカトリック系の学校へ行っていました、大学も結婚して中退しましたがやはりカトリック系でした
宗教雑誌で目にしたのはKKK団、クークラックスクラン、あの頃は単純に特別な宗教かと思ってました、白い尖がった帽子と服は全体を白で身を覆っている
印象は怖いの一言でした
KKKとは米国の南部白人の秘密結社、奴隷の解放に抵抗するために、19世紀に形成されたそう
黒人を鎮圧するためのテロ戦術を使用したとある
便利な世の中になって、調べようと考えたらすぐネットで検索し、調べることができる、いいような、良くないような、、、
そして目についたのが
「一度は観てほしい人権差別との戦いを描いた感動5作」
1-ドリ-ム(Hidden figures)
黒人と女性と言う二重の差別に立ち向かった3人の女性たち
2- リンカ-ン (Lincoln)
今をとるか未来をとるか. 終戦か奴隷制度廃止という究極二択
3-それでも夜は明ける(12years a Slave)
突然、奴隷として拉致される恐怖,奴隷の日常を描いた実話
4-シンドラ-のリスト(Schindler’sList)
ホロコーストから1.100人以上を救ったのはナチ党員の実業家
5-グリ-ンブック(Green Book)
黒人にも白人にもなれない天才黒人ピアニストが抱える苦悩とは?
何日かで一気に全部観ました
細かく話すと長くなるが、一言で言うと感動的で、本当にそのようなことがあったのかと言う出来事もあり、人間って残酷と感じたりもした
ある時旅行中フェリ-の中で観たスーパ-30アーナンド先生の教室(Super 30)もおすすめです
”世界から注目を集めたインド発の教育プログラム「スーパー30」の誕生に情熱を燃やした男の実話を基に描いたヒューマンドラマ。
貧しい家庭に生まれたアーナンドは数学の才能を認められ、イギリス留学のチャンスを得る。しかし家計からその費用は出せず、当てにしていた援助も断られ、いつも励ましてくれた父も心臓発作で他界。留学を断念し、町の物売りとして暮らしていた彼は、予備校を経営するラッランに見いだされて人気講師となる。やがてアーナンドは路上で勉強する貧しい若者との出会いをきっかけに、私財を投げうって私塾「スーパー30」を開設。意欲と能力がありながらも貧困で学ぶことができない子どもたち30人を選抜して無償で寮と食事を与え、最高学府・インド工科大学を目指して数学と物理を教え始める。教育をビジネスとしか考えないラッランに妨害されながらも、アーナンドは型破りな教育で生徒たちを導いていく。”ネットより
"偉大な人は私を必要としていません
私を必要としているのは、弱く乏しい人たちです” とElvis Presleyは言った
えかきのつまは映画も大好きです、主にドクメンタり-が、魅力を感じるのは人の生き方がそれらしいからか
感動や生きる力をもらうのですが、落ち込むときもある
生きていれば楽しい時間やしあわせを感じる時もあれば、苦しいことや辛いことも経験する
「Only the gentle are ever really strong.(優しさこそ本当の強さだ)」ジェームス・ディーン
えかきの小説「太陽の子供達」の表紙の絵、アルゼンチン、ブエノスアイレスのMonte Chicoで子供たちと遊んで、楽しんでたエピソ-ド
本の裏は
小川(松ノ下)マリアイネス拝