身近な人たちが亡くなっていくと死とは何かと考え始めるえかきのつま

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南地区から眺められる横島

 

死をどのように考えるかは死生観や宗教によって様々であるように思う

誰にでも死は必ず訪れるものですが死後の世界は未知の世界、そのために死に対する考え方や価値観は個人で違う

 

         死生観とは

死生観の定義

死生観とは、生きることと死ぬことに対する考え方、または判断や行動の基盤となる生死に関する考えのことです

死について考えるきっかけも人それぞれです。例えば身近な人が亡くなったり、事故や病気で生死をさまようような体験をしたりして、死について考えることもある

海外の場合は、死生観について宗教から影響を受ける人が多く見られる

キリスト教や仏教など何かしらの宗教を信仰している人が多く、宗教では死や死後の世界について教えが説かれているから

日本では無宗教の人も多くほとんどの人が死生観に宗教の影響を受けにくいといえる

「人生の終わりをどのような形で迎えたいか」について考え、準備することは、決して後ろ向きな行動ではなく、「今をどう生きるか」につながる前向きな行動

 

身内が亡くなる、自分も70歳近くに手が届くようになると死を意識し始める

 

     死生観を持つメリット

死生観を持つと、自分や家族の「死」と向き合えます

死に対する漠然とした不安や恐怖心が軽減され、残りの時間を充実させることができる

死について考えて準備をしておくと、自分にとってより良い最期を迎えられるほか、残される家族を困らせないというのも、死生観を持つメリットだそう

 

    死ぬ前に考えておきたいこと

 

死ぬ前に考えておきたいこと1:最期を迎える場所

a-病院:医師や看護師など、医療の専門家がいるため、状態が急変した場合などでも対処してもらえる安心感がある

b-介護施設:看取り介護を行っている介護施設では、最期を迎えることができる

c-自宅住み慣れた場所で自由に暮らせる安心感があります。家族に見守られながら最期を迎えることができる

d-ホスピス:積極的に治療を行うのが難しい病状にある人に対して、身体的・精神的苦痛をできるだけ取り除くためのケアを行う施設

延命するための治療を受けることはできませんが、痛みなどを緩和してもらい、自分らしく最期の日々を送れます
状態が良ければ、自宅に外泊することも可能です

ただし、ほとんどの施設が受け入れられる人をがん(悪性腫瘍)またはエイズ(後天性免疫不全症候群)患者で末期状態の人のみに限定しています

 

42年ほど前の写真
4世代、義父のお墓にて
長男と次男

 

死ぬ前に考えておきたいこと2:尊厳死について

不治の病にかかり、末期の状態であることがわかった場合に、延命治療を続けるかどうかは、本人・家族の両方にとって大切です。「尊厳死」についても考えておきましょう

えかきとえかきのつまは日本尊厳死協会の会員に何年か前になっています

尊厳死協会songenshi-kyokai.or.jp/living-will

死期が迫っている患者に耐え難い肉体的苦痛があり、患者が「早く逝かせてほしい」との意思を持っている場合に、医師が積極的な医療行為で患者を死なせることを安楽死と呼びます。
人生の最終段階において延命措置を行わないこととは明らかにことなりますし、日本では患者を安楽死させた事件では、いずれも医師の有罪判決が確定しています。欧米などでは、この安楽死を合法的に認めている国・州がありますが、日本尊厳死協会は安楽死を支持していません。

 

尊厳死とは

延命治療を行わず、人間としての尊厳を守りながら最期を迎えることを尊厳死と言います。
「一般財団法人 日本尊厳死協会」では、「不治で末期に至った患者が、本人の意思に基づいて、死期を単に引き延ばすためだけの延命措置を断わり、自然の経過のまま受け入れる死のこと」としています。

本人の意向を家族が知っておくことが重要

尊厳死を希望するかどうか、家族にジャッジが委ねられる場合もあるでしょう。
最期のときが近付いてくると、本人の意思に反して延命治療を希望する家族もいます。
もし「不治の病で末期の状態である」ことなどがわかった場合に、どうしたいのか、あらかじめ本人の意向を確認しておくことが大切です。

海外で認められている「安楽死」とは

医師をはじめとする第三者によって、薬物投与などで積極的に死期を早めるのが安楽死です
本人の意思に基づくこと、患者自身が不治で末期の状態にあることは尊厳死と同じですが、日本では安楽死が認められていません
海外では、スイスやオランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州などで安楽死が認められています

 

お墓には、亡くなった先祖に思いを馳せ、供養するために必要なものです。家族・親族の心の拠り所となり、亡くなった先祖と今生きている家族をつなぎ、今生きている家族同士のつながりを深める役割をするのがお墓です

 

死ぬ前に考えておきたいこと3:死ぬ前にやりたいこと

エンディングについて考えたら、死ぬまでにやっておきたいことも考えましょう
死ぬ前にやりたいことを決める

手順1:これまでの人生を振り返る

自分が生きてきたこれまでの人生を振り返り、記憶と向き合ってみましょう
これまでに起こった一つ一つの体験を振り返ることによって、新たな欲求が湧いたり、思わぬ発見をしたりするかもしれません

手順2:「やり残したこと」を考える

長い人生を振り返ってみると、例えば「幼少期に祖父母とよく一緒に行った洋食店へ行きたい」「しばらく会っていない学生時代の旧友たちと再会したい」「新婚旅行の場所をもう一度訪れたい」など、「やりたいこと」「やり残したこと」が浮かんでくるでしょう
やり残したことが浮かんできたら、まずはリスト化してみてください
それを「すぐに実現できるもの」と「すぐに実現できそうにないもの」に分類していきます

手順3:残りの日々の過ごし方を決める

やり残したことリストの中でも、「すぐに実現できるもの」から実行していきましょう
人生は限られていますので、死ぬ前にやりたいことの優先順位を決めておくことも大切です
「すぐに実現できるもの」から実行していけば、後悔を少しでもなくして最期を迎えられる

死生観を持つことは残りの人生を前向きに生きるための一歩

死生観は個人の環境や価値観によって異なるので、正解がありません

また、必ず持たなければいけないものでもありません

しかし、「最期をどのように迎えたいか」を考えておくと、やり残したことが明確になるほか、自分が希望する最期を家族に伝えることができます

死と向き合い、死を受け入れると、人生を前向きに捉えて自分らしく生きられるようになる

「後悔を少しでも減らしたい」「家族に心配や迷惑をかけたくない」と考えているのであれば、自分の最期と向き合ってみるのもいいでしょう

死に対して考えることを後回しにしてきたえかきのつまであるが子供たちからどうするの?と急かせながら生きてきたがそろそろ真剣に考え決心する時期がきていると実感するのである

 

Argentina,Misiones,Puerto Ricoえかきのつまの母校と教会
和紙に水彩
小川憲一豊実描く
あの世へ行くとき思い浮かべるのはアルゼンチンそれとも日本?

 

どちらかはその瞬間がきてわかるかしら?

小川(松ノ下)マリアイネス拝

 

 

 

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