はじめて、その絵を見たときのことを覚えている。
うまく言葉にはできないけれど、
ただ「なにかが違う」と感じた。
派手でもないし、
大きな声で主張するような絵でもない。
けれど、目が離れない。
静かに、こちらを見ているような気がした。
絵というものは、
見る人によって感じ方が違う。
同じ一枚でも、
ある人にはただの風景で、
ある人には忘れられない一枚になる。
不思議なものだと思う。
小川憲一の絵には、
どこか“人の気配”がある。
描かれているのは風景でも、
そこに確かに誰かがいたような気がする。
音や匂い、空気までが
ゆっくりと伝わってくる。
見ているうちに、
自分の中の記憶がふっと動く。
昔のことを思い出したり、
忘れていた気持ちに気づいたりする。
それはきっと、
絵が何かを語っているからではなく、
見る人の中にあるものを
そっと引き出しているからだと思う。
だからこの絵は、
人の人生を変える力があるのではないかと、
そんなふうに思うことがある。
大きく何かを変えるというより、
ほんの少し、見える景色が変わるような。
そんな静かな変化。
もし、少しでも気になった方は、
ぜひ一度、実際の絵を見てみてください。
画面越しでは伝わらないものが、
そこにはあります。
作品については、こちらでもご覧いただけます。
(※作品ページへのリンク)
こちら用意しました
(https://ekakinotsuma.com/)
小川憲一の絵には、人の記憶や感情を静かに呼び起こす力があります。派手ではないのに心に残る理由とは。絵がもたらす小さな変化について綴りました。
「生きて、何もなかったとは言いたくない」と感じたことについても、
別の記事で綴っています。
よろしければ、こちらもご覧ください。
(※https://donkenart.com/everyone-will-die-yet-no-one-knows-when-that-will-be/)
また、
「人が自分の幸せをどう生きるか」について考えた記事もあります。
あわせて読んでいただけると嬉しいです。
(※https://donkenart.com/helping-people-pursue-their-own-happiness/)
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