画廊喫茶テレレオ-プンの理由は
住んでた家には小川憲一豊実(おがわけんいちほうじつ)の作品を収納するところがなく、探してましたら元醤油蔵、大きな母屋そしてとっても優しい大家さんとの出会い結果が画廊喫茶テレレオ-プンの理由。
10年ほど空き家になってた古民家は、修理箇所が多々ありまして、8年前はもう少し若く、二人で全部直して、今では快適な空間に変わり、来られる方たちに居心地が良いといわれるようになってます。
海は歩いて一分もかからない。海をボ~と何時間眺めていても飽きない、そして雨以外は毎日違う夕日を見られるのはとっても美しく、魅力的でストレスなんてなんのその。
絵とお茶テレレは田島という島に位置して、福山市の一部で、本土の沼隈町側から田島へは内海大橋(うつみおおはし)を渡る。
橋の長さは832.0m,沼隈町~内海町を結んで、1989年10月には完成、“全建賞道路部門受賞。ここから見る夕日もまた格別で言葉を失うほどあっけにとられ、とっても美しく、しあわせを感じ、沈んでいく太陽に手を合わせたくなる。
田島と横島は1979年から睦橋で結ばれている。
内海大橋はくの字に曲がっててとてもめずらしく、多島美に映え、南国ム-ドが味わえて、エレガントな2連ア-チ橋。
中央部で大きくカ-ブして美しい景観を創り出す。歩道も併設してあるので自転車や徒歩で渡ることもできます。
真夏以外にはえかきの主人と自転車で娘たちが住む沼隈側へ往復します。道中に少しの距離は自転車を押さないといけないけれども、最高のサイクリングコ-ス。 適度な過労感でぐっすり眠れる。
娘が小学校2年生のころ、学校の行事で親子田島一周のウォ-キングに参加。沼隈支所からの出発には選べる三コ-ス、はっきり思い出せないのだけれど,多分20kmコースを選択。私はさほど自身はなく、主人を誘って、娘と三人で申し込む。
えかきの主人は若いころ東京~京都を9-10日かけて歩いた経験あり、ウォ-キングの時はまだそこそこ若かりし頃,自信マンマン。ほかの子どたちとダラダラ歩きがマイナスだったのか、お昼には途中でお弁当をいただき、のんびりと完成。
あくる日は大変、体が冷えた?ダラダラ歩いたから?二階への階段も上がる事が出来ず主人もあの自信はどこへやら。娘はへっちゃらでしたが。。。
今よりず~と若かった、痛みはその次の日に,年を取るほど筋肉痛は2日3日と後に襲うらしい。
この年では島一周歩いて回りませんが、サイクリングで海風に髪をなびかて、どの季節でも堪能できる景色を眺めながら、少女、少年に戻る。
私は泳げないので夏は海に浸かる、孫と一緒ならなお楽しい。
魚は新鮮で、おいしくて、お酒が進み、困る。
このような環境の中に絵とお茶テレレをオープンして8年目になる。短いようで語り切れない思い出は多くできました。
画廊喫茶の名前は絵とは主人はえかきで、描いた絵を展示、そしてお茶は喫茶です。
私はアルゼンチン生まれ、育ちなので、マテ、テレレ、アルファホ-ル、パスタフロ-ラ、エンパナ-ダやチーパを提供。お飲み物は自然栽培のウガンダコ-ヒ-、主人が自然栽培で作ったお煎茶に紅茶を。
テレレは喫茶の名前でもありますが、南米の飲み物で特別な容器にYerba茶を入れ、bombilla(先に茶こしがついたようなストロ)でお湯かレモンスカッシュとかで吸って飲む。マテ(お湯で)とテレレ(夏に冷たく)大体は回し飲みする。南米の習慣です。
日本の方はお濃茶は回し飲みされるのだけれど、マテやテレレの回し飲みは好まれませんので一人前も提供。
醤油蔵だったところには主人のライフワ-クでもある世界は平和であってほしいの願いから、長年描いている反戦画を展示、そして第3会場と母屋には心落ち着く絵を陳列。漫画部屋、主人の手製のハウスツリ-でも冒険できる。
書くことはプロではないし、伝えることの苦手な私ですが、こんな感じの絵とお茶テレレ、画廊喫茶です。
多くの人たちの出会いがプレゼントしてくださった楽しい空間、すべての出会いを宝にしたい!
出会ったみな様そして今から出会う皆様に感謝いたします。
小川マリアイネス拝