えかきの主人が初挑戦した小山さん自然栽培ルッカの自家製オリ-ブオイル

とっても手間のかかるオリ-ブオイル作り

 

毎年オリ-ブの収穫時期にSlow Farmの小山浩二さんにオり-ブをいただいております。

収穫した後は選定をされるそうです。

 

 

例年はず~と塩漬けにしてワインの摘みでたのしんでいました。でも今回少し多めのオリ-ブが入荷できたので、主人が塩着けプラス自家製オリ-ブオイル作りにチャレンジすることに。

 

オリ-ブオイルを搾るのに適した品種「ルッカ」、ブラックオリ-ブ2kgでチャレンジ。

 

”1粒2g前後と小粒ですが、オイルの占有量が28%と高く、バタ-のような濃厚と甘みがあるのが特徴です”と小山さん。

ブラックオリ-ブⅠkgで約50ccのオイルが取れるそう。

オリ-ブオイルの作り方は特別な物が無くてもできると小山さんが紹介:

”用意する物
ジッパー付きビニール袋2枚
コーヒードリッパー

コーヒーフィルター
口の広い瓶
蓋付き保存用瓶

⑴オリーブを水洗いして
汚れを取ります。

⑵乾いたタオルで水気を
拭き取ります。

⑶ジッパー付き袋を2枚重ね、
オリーブを全部入れます。
(手で揉むので種は取りません)

⑷実を揉み潰していきます。

⑸20分ぐらい揉むと、
ガスがたまって袋がけ
パンパンになってきます。

⑹ガスを少し抜いて、ひたすら
揉み続けます。

⑺1時間ほど揉み続けると、
水分と油が混ざった紫色の
液が抽出されます。

⑻コーヒードリッパーに布を
置いて、オイルを入れる瓶を
下へ置きます。

⑼布へ潰したオリーブを全部
移します。

⑽力を入れ過ぎず、オリーブを
ギュッと搾ります。

(11)水分とオイルが抽出され
ます。抽出した液を1日置い
ときます。

(12)実とオイルに分離するので、
スプーンでオイルだけを
掬い取ります。

(13)コーヒードリッパーに
フィルターをセットして、
オイルを入れる瓶を下へ
置きます。

(14)コーヒーフィルターで
オイルを濾過して、搾り
カスを取り除いたら出来
上がりです。”

 

世界一位のオリ-ブオイル生産国はスペイン、二位はギリシヤそして三位はイタリア。スペインの世界シェアは30パ-セントほど。

日本にオリ-ブ栽培が導入されたのは何と100年前の明治41年のことだそうです。

イワシやマグロの油漬け缶詰に使用するオリ-ブオイルを国内自給するため、小豆島、鹿児島,三重で試験的にオリ-ブ植樹を。

結果的にはオリ-ブが根付き栽培が成功したのは小豆島だけ、オリ-ブの里の地中海に気候風土がよく似ていたため。

国内産地は、香川県と岡山県だけで香川県が約95パ-セントを占めている、オリ-ブオイル生産量も日本一です。

小豆島のオリ-ブオイルはオリ-ブの果実のみ搾油した、香り、風味、色ともに最高クラスのオリ-ブオイル。精製油や添加物は全く加えられてないエキストラバ-ジンオイルとバ-ジンオイル、収穫した新鮮な果実をすぐに地元の工場に運び、非加熱で作られる。

 

さて、さて、えかきの自家製オリ-ブオイルはどこにも負けない味の物が出来ましたでしょうか?

初体験でワクワクで楽しい、大変の様。私は見学だけでしたが、同じく気持ちは高ぶる。

 

 

 

味見が楽しみ!濾過してびっくりしたのは、上澄みは白くて、ほかのは黒いオイル、何故なのかわからない、ルッカは黒いから?

自然栽培のサラダ菜とルッコラそして最近購入した卯元幸恵さん作の乾燥野菜を戻して添えて、アルゼンチン風味付け、塩,黒コショウ、檸檬に絵描きの新作のオリ-ブオイルで味見しましたら、最高の贅沢でした。しあわせです、自然に感謝そして皆様にも、ありがとうございます。

濾過した後のカス?と言ってもいいか分かりませんが処分せずにクリ-ム代わりに。不思議なのは黒いペーストを手に刷り込むと無くなり、肌がツルツルに。

えかきがこれで若返ると自慢気に言う、けれど妻は信じない。

 

オリ-ブオイル100パ-セントが高価な値段に納得、納得、、、体験してみて理解できることはある。

 

洽覧深識 (こうらん-しんしき)

になりた~い。

 

 

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事