今頃詳しく調べても遅し
凄く大変だったインプラント治療は思い出したくないのである
自慢げに僕は世界一とは言わなかったけれど、上手で、死ぬまで、、、なんとかかんとかという歯医者のセリフに乗っかった自分が浅はかだったのを実感している
末っ子の弟が僕はインプラントなんて絶対やらないよと言ってたのがよみがえる
数年後にまた里帰りをした時に、日本に帰ってほぼすぐに不都合が起きたインプラントを無料でやり直してもらった
二度目はえかきも一緒にアルゼンチンへ
えかきとして美術的センスは見てもらったのですが,えかきは絵描き、歯医者ではないので詳しいことはわからない
はじめと一緒であれもこれも水の泡
絵描きの妻は顔の部分で、一番のお気に入りは口の形だったが、唇や口は今では嫌いな箇所になり
恰好はともあれ、結果的にはインプラント治療は失敗に終わったと言っても過言ではない
外したくても、外せず、今では痛いし何も美味しく食べられません
里へは帰れず、日本で前からお世話になっていた歯医者さんに見て頂いた
インプラントはお勧めしないと言われながら、治療してしまった、やはり日本人は真面目で口下手、里の歯医者の自慢げな言い回しを信じてしまった
勿論悪いのはえかきのつまで、全部自分の責任
レントゲンを拝見しながら説明をして下さる歯医者さんですが、彼のため息のような音しか耳に入らなかった
結論から言うと、ほぼ落ちそうになっている、外れているインプラントが自然に外れるのを、治療しながら待つ、一週間に一度、一か月に一度、気の遠くなるような
性格的に落ち込まないタイプなので、なるようにしかならない精神で経過を見ながら長~く時間をかけるしか方法はない?
速インプラントが自然に落ちた方が良いかもと考えている
えかきのつまはインプラントをすれば死ぬまで、永久的にもつと信じてたと歯医者さんに伝えましたら
殆どの人がそう思っておられると
インプラントにしてもメンテナンスは必要
インプラントとは何か?
体に埋め込む人工物という意味
歯の治療だけではなく、医術のために体に器具を埋め込んだ場合はすべてインプラントという
インプラントは虫歯治療だけではなく何らかの理由で歯を失った場合に行われる義歯治療
歯の欠損に対する治療法は他に入れ歯治療とブリッジ治療があり、それぞれメリットとデメリットがある
えかきのつまは思春期頃からず~~と歯医者さんとの縁は切れない
生前の母があなたは歯医者さんと結婚すればよかったね~と
残念ながら歯医者さんではなく絵描きと結婚してしまったのである
これも縁でしょう、思うようにならないのが人生であります
入れ歯、ブリッジ、と最後にインプラントも経験済み
娘は孫に歯は大事にしないとバーバ-のようになるよと教えている
娘婿には歯がない人は美しくないと冷やかされる、それもスペイン語で
なりたくてこうなったのではない、しょうがないわ~と受け止める
京都に住んでいる頃にお世話になっていた歯医者さんは生まれつき歯が強い、弱いはあると言ってました
紙を何かの液につけて調べていたような記憶
インプラントの治療法
えかきのつまは経験済みだから説明はいらないのですが、、、
プロの説明を分かりやすくすると人の歯は通常、歯根と呼ばれる歯の根っこが顎の骨に埋まっています
もし抜歯などを行うと歯は歯根から引き抜かれ、後には顎の骨だけが残るだけ
インプラント治療とは、残った顎の骨にインプラントを埋め込んで歯根の代わりにし、さらに上から義歯を被せる治療法
義歯を支える顎は自分の物であるため、治療後は義歯であると言う違和感がない、自然な噛み心地となる
見た目も綺麗であり、本物の歯同然に見える点モインプラント治療のメリット
ただし外科手術になるため気軽に受けられる治療というわけではない
慎重、かつ長期的な治療計画が必要
基本的には保険が適用されない
インプラント治療で後悔したといわれる理由
2つの理由が考えられる
—手術後にトラブルに見舞われた
—格安インプラントでとんでもない治療をされた
手術後にトラブルに見舞われた
数日~1週間は治療した場所から出血があったり、腫れや違和感が出ることも
多くの場合すぐに収まるのですが、一部の患者様の中には痛みや腫れが収まらず、再治療になるケースも
中には入れて直ぐなのに抜け落ちる
再治療は難しい
トラブルが起こると再治療となる
初回の治療よりも困難
治療後のトラブルはさまざまな症状
原因があるか、多くの場合は初回よりも口腔内の状況が悪くなってしまっているためリカバリ-しつつ再手術となる
特に顎の骨にトラブルが起きているケ-スが、その場合は骨が回復するのを待ってからの再治療となるため治療期間がさらに伸び負担が増える
治療後金属アレルギ-を発症する場合がある
インプラントは金属でできている
金属アレルギ-がある場合は適した治療法ではない
実際に死亡したケ-スも
インプラント治療中に患者が亡くなるケ-スもある
原因は手術前に行うCT検査で歯科医師が動脈の位置をしっかりと確認しておらず、外科手術の時に動脈を傷つけてしまい、出血多量で亡くなるケ-スです
インプラント治療が入れ歯やブリッジのように手軽にできる治療ではない
インプラント治療で後悔しないためのポイント
⁂ 信頼できるメーカのインプラントを使用
⁂ インプラント治療の実績がある歯科医を選ぶ
⁂ インフォ-ムドコンセントを徹底している
⁂ 手術前のカウンセリングや検査がしっかりしている
⁂ 術後のアフタ-フォ-ロがしっかりしている
日本ではインプラント治療の相場は1本あたり40-50万円だそうです
えかきのつまには手が届きそうにないし、絶対インプラントは嫌です
自然に外れるのを気長に待っている間にあの世に行くかも
でももし外れたら普通の入れ歯しか選択方法はない、自分の歯はある方が少ないから
個人的な感想ですが、インプラント治療の苦痛は口の中で現場工事をされていて、金槌やドライバ-、ドリルでコンクリ-トに穴を開けられているような、頭の芯まで響き、地獄みたいなシチュエ-ション
一生ものだと信じて耐えましたが、もういい歳だしどちらかというと旅立つ日の日数の方が短し、シンプルに生きよう、現実を受け止めて毎日を大切にと決めましたえかきのつまである
小川マリアイネス拝